健康のために運動を始めたけどめんどくさい。
本当に健康にいいの?
運動が健康に与える影響について新しい研究結果が出たよ!
内容を見たらきっとテンション上がるよ!笑
2021年12月3日に運動が健康に与える影響に関する最新の文献が発表されました。
運動をやめかけていたそこのあなた!
この記事を読んで布団から出て運動しましょ~!笑
運動は種類に関わらず身体に好影響であることが判明!さあ運動しよう!
今回発表された研究は「Cannabis and Cannabinoid Research」というアメリカの医学雑誌に掲載されました!
研究の結論としては「運動はストレス性の精神疾患や身体疾患と関連するシステムを改善する可能性がある」という内容です。
運動はメンタルにも身体にもいい影響を与えるということだね!
文献の詳細を見ていきましょう。
文献の題名は「運動がエンドカンナビノイドシステムに及ぼす影響に関するシステマティックレビューとメタアナリシス」です。
エンド…カンナビ…ノイドシステム…?なんか難しそう…
ちょっと調べてみよう!
地球上で生きていくために本来備わっている身体調節機能=ECS(エンド・カンナビノイド・システム)があります。ECSは、食欲、痛み、免疫調整、感情制御、運動機能、発達と老化、神経保護、認知と記憶などの機能をもち、細胞同士のコミュニケーション活動を支えています。
引用元:日本臨床カンナビノイド学会HP
エンドカンナビノイドシステムはざっくりいうと人間が日常生活を健康に営む上で大事な機能ということだね!
今回の研究では今までエンドカンナビノイドシステムについて報告された262件の論文をもとに再度データを分析して運動とエンドカンナビノイドシステムとの関係を調べています。
結果として運動の種類(ランニング、サイクリングなど)、動物の種類(ヒト、マウスなど)、今までにかかったことがある疾患(PTSD、うつ病など)の有無にかかわらず、運動後にエンドカンナビノイドシステムが一貫して増加することが明らかになったとのことです。
結論として運動によってエンドカンナビノイドシステムに好影響があるという可能性がわかってきたため今後ストレス性疾患の予防や治療に今回の研究をいかしていくとのことです。
運動はストレスでメンタルにダメージがあるときや身体に悪影響を与えているときにいい影響があるということだね!
そういうことだね!仕事が休みの日は布団でぐだぐだゆっくりしたくなるけど運動をした方が身体にはいいということだね!
よし!布団から出てみんなで運動しよう~!
※疾病によっては運動療法が適さないケースがありますので疾病を有されている方はかかりつけ医のお医者さんにご相談の上、運動を取り入れてくださいね。
※文献は私個人の解釈であるため誤訳の可能性もあります。詳細は元文献を読んでご自身で解釈して頂きますようよろしくお願いいたします。
元文献URL→A Systematic Review and Meta-Analysis on the Effects of Exercise on the Endocannabinoid System
本記事のライター
ライター:Yusuke
医療系の会社で10年以上勤務、今は最新医学文献の情報発信を本業としています。
製薬会社で営業をしていたころに体調を壊したことをきっかけに医学文献を読み漁り運動・禁酒・食事の大切さに目覚めました。
毎日ランニング・カロリー制限・禁酒の継続に成功し健康を取り戻しました。
正しい医学知識を身に着けることが生活改善を継続するミソだと思い、同じ悩みを持つ方向けに情報発信をしています。