MRへの転職を考えているけどMRは激務って聞いた…
未経験だし自信がないな…
転職活動をする前に実際のところが知りたい!
「MRは激務!」というイメージがあり、転職を検討する際も敬遠している方がいます。
結論からいうとMRは非常に高待遇の職業なので激務というイメージで敬遠していると損をする可能性があります。
本記事では「あなたにとってMRは激務か?」という疑問を解消し、一歩先に進める内容になっています。
現役MRの私が現実を語ると共に、現役MRさん120人に行った緊急アンケートの結果もお伝えします。
本記事でわかることは以下です。
- 現役MRさん120人へのアンケート結果
- 現役MRが語るMRは激務か?の真相
- あなたにとってMRは激務か?がわかる
- 激務より重要なMRの仕事の特徴は高待遇であること
- MRに転職するためのたった1つの方法
この記事を読み終えたころには「あなたにとってMRは激務か?」に対する答えが出ており、転職活動の候補にするか判断できる状態になっていると思います。
ぜひ最後まで読んでください!
目次
仕事を選ぶうえで「激務」とは何かを整理する
「MRは激務か?」
という疑問にお答えする前に「激務」とは何かを整理する必要があります。
なぜなら漠然と「MRは激務」と敬遠してしまうのはあなたの人生にとって損失だからです。
後ほど紹介しますがMRという仕事は非常に高待遇であなたの人生を大きく好転させる可能性を秘めています。
それなのに「激務」というイメージだけで敬遠するのはもったいないですよね!
そこで「激務」というイメージを整理します。
仕事をしていて「激務」と感じるのは肉体的・精神的疲労を感じる時だと思います。
本記事では激務を以下のように肉体的要素と精神的要素に整理して検証していきます。
- 肉体的要素
✔労働時間
✔休日取得(プライベートの時間があるか)
✔勉強時間
- 精神的要素
✔ノルマへのプレッシャー
✔得意先とのコミュニケーション
✔転勤
✔ハラスメント
他にも知りたい要素がある方はTwitterにご連絡ください。
お答えできる範囲でDM、ブログへの追記という形で反映します!
「MRは激務」は勘違いだった!現役MRさん120人に聞いてみた!
「MRは激務か?」の問いに対する本記事での結論を先に申し上げると
「MRは激務ではない!転職活動を行うときはMRを選択肢に入れるべき!」
です。
しかし下記の注意点を付け加えさせて頂きます。
※人によって激務と感じる人はいる
※会社、職場環境によって激務になりうる
具体的な理由は後程ご紹介するとして、私だけの意見では客観性が乏しいのでTwitterで現役MRさん120人を対象に行ったアンケート結果をご紹介させて頂きます。
閲覧用の数字を除いて再計算すると以下のような結果でした。
MRの仕事は激務だと思われますか?
- 激務だ:19%(23人)
- 激務ではない:81%(97人)
※アンケートにご協力を頂いたMRの皆さま、ありがとうございました。
80%以上の現役MRさんが激務ではないと回答されています。
私自身も「現在激務ではない」と感じていますが接待があったころやパワー系の上司がいたころは「激務だ」と感じていました。
つまり多くの現役MRさんは「激務ではない」と感じているが「人によって激務と感じる人はいる」「会社、職場環境によって激務になりうる」という結論です。
これはどこの業界でも一緒だと思うな~!
MRの仕事は激務か?肉体的・精神的な観点から語ります!
それでは「あなたにとってMRは激務か?」を考えるためにMRの仕事について肉体的・精神的な観点から紹介していきます。
MRは激務?の真相!【肉体的要素編】
それでは肉体的要素から考えていきます。
労働時間
まずは労働時間についてです。
MRの拘束時間は以前と比べてどんどん短くなっています。
その理由として以下が挙げられます。
- 接待の廃止
- コロナウィルスの影響による在宅勤務推進
- 働き方改革の推進
しかし担当施設(開業医/総合病院/大学病院)によって労働スタイルは大きく変わります。
事例として開業医を担当しているMRの1日のスケジュールを提示します。
開業医担当
7時:家を出る
8時:医薬品卸会社で朝礼
9時~11時:オフィスにて訪問準備
11時~13時:開業医を2~3軒訪問
13時~15時:空き時間(休憩)
15時~19時:5~7軒訪問(訪問後車内で日報作成)
20時:帰宅
続いて事例2として病院を担当しているMRの1日のスケジュールをWithコロナバージョンでご紹介します。
病院担当
9時~12時:在宅勤務(面談準備・WEB面談の打診メール・郵送物作成)
12時~13時:休憩
13時~14時:WEB会議
14時~18時:顧客とのWEB面談×3軒(終了後日報作成)
事例では拘束時間は開業医担当が13時間、病院担当は9時間です。
このように担当施設やコロナウィルスの影響で労働時間は一概にいえないのが現状です。
昔は接待があり、上記の仕事をしたあとに毎日のように夜の街に出かけていたためかなり労働時間が長く激務でしたが現在は廃止されているため夜は比較的自由に時間を使えます。
月に1~2回夜に講演会を行うことがあり、その際は夜22時ぐらいまで労働時間が伸びることがありますが、これもコロナウィルスの影響でWEB開催が増えています。
※講演会:ホテルなどに医師を招聘し自社製品に関わる疾患の知識向上を目的に行われる会合
休日取得
続いて休日取得についてです。
MRの仕事は休日を取りやすい職種だと思います。
基本的には土日が休み、お盆・GW・年末正月などは長期休暇を取りやすい会社が多いです。
特に内資系の大手などはお盆・GW・年末正月などは当たり前のように10連休以上を取得しているのをよく見かけます。
また土日や長期休暇中は病院がお休みのことも多いため、休暇中にいきなり「今すぐ対応して!」というようなことはほとんどありません。
休日出勤があるとすれば以下のような場合ですが、有給休暇や代休を取れる会社がほとんどだと思います。
- 土日に講演会開催
- 病院の懇親会(忘年会や新年会)
- 得意先の要望で製品説明会
社会人になってから10連休なんて取ったことない…!
勉強時間
MRは労働時間と別に勉強時間を自主的に捻出する必要があります。
勉強する必要があるのは以下のような内容です。
- 自社製品の情報
- 競合他社品の情報
- 学会における最新情報
- ガイドラインの内容
- 有名な専門医の治療方針
- 海外での最新治療
- 開業医と病院の連携状況
などなど
医学は日進月歩ですし、顧客は医学のプロですからどれだけ勉強しても終わりはありません。
私自身は平日の空き時間や朝活で勉強時間を確保して、休日はまったく勉強しません。
それでも10年以上続けてこれますので安心してください。笑
MRは激務?の真相!【精神的要素編】
続いて精神的要素について考えていきます。
ノルマ
このノルマの観点がもっともMRが会社・職場環境によって激務になってしまう要素だと考えています。
ノルマに対するプレッシャーは営業なので少なからずどこの会社にもあると思います。
製薬会社は生命関連企業であり、押し売り=コンプライアンス違反のリスクになるため、他業界の営業よりはプレッシャーが少ないのではないかと個人的には思っています。
しかし会社や上司によっては
「ノルマを達成するまで毎日、数字の見込みを報告しろ!」
「売り上げが達成できないなら薬局さんにお願いして、いつもより多めに薬を買ってもらえ!」
というような非生産的な支持が出るという話を聞きます。
ノルマの内容は会社によって以下のように様々です。
- 自社製品の売り上げ
- 自社製品の口座軒数
- 新薬の採用率
また顧客訪問数や最近ではWEB面談数、メール送信数にこだわる会社もあります。
ノルマに対する会社の風土は事前に調べておきたい要素の1つです。
得意先とのコミュニケーション
得意先とのコミュニケーションにおける精神的なストレスはどの営業にもつきものだと思います。
MRも例外ではありません。
しかしMRの得意先は常識人が多く、ルート営業なので比較的コミュニケーションは取りやすいと思います。
MRの顧客のメインは医師、他にも薬剤師や看護師などの医療スタッフ全般です。
国家資格を有している社会的地位の高い人が多いので、コミュニケーションにおいて信じられないような事件はあまり起こりません。
※たまにありますが…笑
また新規開拓はほぼありません。
得意先と会社の間に信頼関係が結ばれていることも多いと思います。
(●●薬品さんは昔からお世話になってますよ~的な)
よく「MRは医療従事者から下に見られるから嫌な職業だ!」なんて言葉を聞きますが下に見るとかではなく営業と得意先の関係なんてだいたいそういうものです。笑
あなたは生命保険営業や不動産営業の方にゴリゴリ尊敬した態度で接していますか?
それと一緒です。
日々のコミュニケーションで信頼を積み重ねることで、その関係性が変わっていくことが営業の醍醐味でもあります。
誠実に仕事をしていると医療従事者から「ありがとう」と言われる仕事が出来る日が必ず来ます。
転勤
転勤はMRに一生付きまとう精神を揺るがす要素です。
私自身も今まで2度の転勤があり、今3カ所目です。
転勤は視野や経験が大きく広がる一方でご家族にも大きな影響を与えます。
ご家族がいる方は単身赴任やお子さんの転校の可能性などをMRに転職する前に家族会議で伝えておく必要があります。
ハラスメント
ハラスメントに関してもノルマ同様、会社・職場環境によって変わる要素だと思います。
他の業界と比較はできませんがMRも一定以上のハラスメントはあります。
私自身も今までの会社人生でパワハラ・セクハラを1度も見聞きしていないと言ったらウソになります。
しかし、製薬会社はハラスメント対策をしっかり行っていることが多いため、万が一あなたが被害にあったときに救済してくれる可能性は高いと思います。
しっかり対処できるように自ら以下の対策をとっておくことが良いでしょう。
- ハラスメントに対する正しい知識を持っておく
- ハラスメントが起こった際に社内外のどこに報告するかをわかっておく
参考リンク厚生労働省【職場におけるハラスメントの防止のために】
まとめると以下のような感じでしょうか。
MRが「あなたにとって激務か?」判断する材料にしてみてください。
肉体的要素 | 激務度 | 特徴・対処法 |
労働時間 | 低 | どんどん短縮されている |
休日取得 | 低 | 取りやすい、長期休暇もあり |
勉強時間 | 中 | 工夫して捻出する必要あり |
精神的要素 | ||
ノルマ | 会社による | 事前に会社の風土を調べておく |
得意先とのコミュニケーション | 低 | 常識人が多いので取りやすい |
転勤 | 高 | 事前に家族会議を行う |
ハラスメント | 会社による | 対策について学んでおく |
MRの特徴は激務よりも高待遇であること
MRへの転職を検討する際に知っておくべきなのではMRの待遇です。
なぜならMRの特徴は激務なんかより高待遇であることだからです。
dudaの平均年収ランキングによるとMRは全職種の中で7位、平均年収は658万円です。
国税庁調査による日本人の平均年収は440.7万円なのでかなり高待遇であることがわかります。
参考リンクduda 平均年収ランキング2019
また年収だけではわからない福利厚生にも恵まれている会社が多いです。
例えば以下のようなものがあります。
- 住宅手当
- 医療保険
- 企業年金
- 自社株
特に住宅手当はすごいです。
家賃の80%近くを負担してくれる会社もあるため、東京で家賃20万円のマンションに4万円で住むことができちゃったりします。
冒頭でMRが激務という噂に惑わされて転職の選択肢から外すことはあなたの人生の損失に繋がると言ったのはこういう背景があります。
【簡単】MRに転職する方法はたった1つの行動を起こすこと
本記事を読んで頂き「あなたにとってMRは激務ではない」「MRの高待遇が魅力的だ」と感じた方にMRに転職するためのたった1つの方法をお教えします。
それは転職のプロに相談することです。
なぜなら転職アドバイザーへ相談することでたくさんのメリットがあるからです。
本記事を読んでMRに転職したい!と思ってもまだ
でもMRに向いているだろうか…未経験もできるだろうか…
という不安や
この会社のノルマとかハラスメントに対する風土はどうだろうか…
という会社によって異なる部分については不安が残りますよね。
そこで転職アドバイザーに相談をすると以下のようなことを無料で教えてくれます。
相談するメリット
- あなたがMRに向いているかがわかる
- あなたがMRになるために何が必要かわかる
- 気になっている製薬会社の風土(ノルマ・ハラスメント)がわかる
- 気になっている製薬会社の年収、福利厚生がわかる
- MRを目指すときの履歴書、面接対策をしてくれる
- MR以外の選択肢についてわかる
実際に私も入社後の約10年間、継続的に転職アドバイザーさんに相談をして3度の内定(製薬会社、IT系の会社)を頂いています。
私が実際に相談をしていてメリットを感じているのは以下です。
- 面接対策を通して自分の強み・弱みなどを棚卸できる
- 自分の転職市場価値を継続的に知ることができる
- 私のスキル/年齢では無理な転職先(業界)ははっきり無理と言ってもらえる
また初めての転職活動の場合は、複数の転職エージェントに相談をすることをおすすめします。
エージェントごとに持っている案件も性格も違います。
複数のエージェントに相談をして自分にあったエージェントさんを選びましょう。
実際私も複数の転職サイトに登録したり、友人から紹介されたり、Linkedinというアプリを活用したりしてかなり多くのアドバイザーさんにお世話になっています。
中には
「MRの仕事を侮辱して、自分の得意な業界への転職をススメてくるク〇みたいなアドバイザーさん」
もいれば
「私の希望を細かく聞き取って長期にわたって新しい求人を紹介してくださる丁寧なアドバイザーさん」
もいます。(前者みたいな人は1回しか出会ったことないです。笑)
本記事では実際に私が利用させて頂いていて、継続的に丁寧な対応をして頂けいている転職サイトさんだけを紹介させて頂きます。
私がお世話になっている転職サイト
今もしあなたが平均年収ぐらいの収入であれば、今重い腰を上げて転職アドバイザーに相談することで、年収を大幅アップして人生を豊かにできる可能性があります。
ぜひチャレンジしてみてください。
MR転職後のキャリアについて現役MRが語る!
MRへの転職を目指しているとMR転職後のキャリアも気になりますよね。
MRに限らずですが転職後に行うべきことは以下です。
- 転職市場での自分の価値を上げることを意識する
- 自らビジネスを立ち上げる可能性を意識する
なぜならMR業界も他の業界同様にAI技術の伸長により「MR不要論」がささやかれています。
すぐにMRという仕事がなくなることはありませんが、様々なリスクに対処できるように自分の価値を上げる努力は必要です。
どういうスキルがあなたにって転職市場価値の向上に繋がるかは継続的に転職アドバイザーさんに相談をしているとわかってきます。
私自身も転職アドバイザーさんへの相談の中でITスキルを身につけたいと思ったのがこのブログを始めたきっかけです。
また自らビジネスを立ち上げる力があればとても強みになります。
最近では副業を解禁する流れになっているため、まずは副業をはじめビジネス感覚を身に着けておくことをおすすめします。
個人的にはMRは副業との相性が良い仕事だと思っています。
MRに転職したあとはぜひ以下の記事も読んでみてください。
参考記事:MRの副業にブログをおすすめする理由5選!【強みをいかせる!】
参考記事:MRは副業を始めるのにとても向いている職業な理由8選
<<まとめ>>「MRは激務」は勘違いだった!現役MRさん120人に聞いてみた!
本記事のまとめです。
MRへの転職を検討しているが「MRは激務」と聞いて不安だという人は以下を実践してください。
- 「あなたにとって激務とは何か?」を整理する
- MRを肉体的・精神的な観点から激務かを判断する
- MRが高待遇であることを知る
- 転職アドバイザーに相談する
あなたが
MRは激務ではない!高年収を目指すぞ!
とMR仲間になってくださるととても嬉しいですし、
MRは向いていない!でもアドバイザーさんに素敵な転職先を教えてもらえた!
となってもあなたの人生の好転に関わることが出来ていたら嬉しいです!
今後もMRに関する情報や人生を豊かにするお金の情報を引き続き発信していきますので今後ともよろしくお願いします!
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